家では大丈夫、病院だと高血圧は危険なサイン?白衣高血圧

白衣高血圧という言葉を聞いたことありますか?

家で測定する血圧(家庭血圧)は正常なのに、病院にいくと血圧があがってしまう。

白衣の医者をみて、ドキッとしてしまう。

そんな理由から白衣高血圧なんていわれています。

これまでの認識では、家で測定した血圧が正常であれば大丈夫というものでした。

しかし、最近は白衣高血圧にも危険があることが報告されています。

白衣高血圧の中には、将来的に常に血圧が高い状態になる可能性があります。

高血圧が持続すると、脳卒中(脳梗塞・脳出血)や心疾患(狭心症・心筋梗塞)の危険が高くなることは以前から言われています。

つまり、家では血圧が低いからといって安心してはいけないということです。

白衣高血圧も危険なサインと知ることが大切です。

その時点で生活習慣を見なおせば重大な病気を未然に防ぐことができます。

気になる方はお気軽にご相談ください。

参考:高血圧ガイドライン2019

この記事を執筆した人

青木悠介
青木悠介
あきしま駅前泌尿器科内科 院長
日本泌尿器科学会認定・泌尿器科専門医