【高血圧症】とは?健診で指摘されたら読む、最新ガイドラインを医師が解説
💡 この記事のサマリー
高血圧症とは、血管に常に強い圧力がかかり、心臓や血管に負担がかかり続ける状態です 。自覚症状が乏しいため「サイレントキラー(静かなる殺人者)」と呼ばれ、放置すると脳卒中や心不全、腎臓病を招きます 。2025年の新指針では、全年齢で130/80mmHg未満を目指すことが推奨されています 。
高血圧が「本当に怖い」と言われる理由
健康診断で「血圧が高いですね」と言われても、痛みも痒みもないため、つい後回しにしてしまいがちです。しかし、高血圧を放置することは、「常にパンパンに膨らんだ風船のような血管」で過ごすのと同じです 。
- 血管が硬くなる(動脈硬化): 強い圧力に耐えようとして、血管の壁が厚く硬くなります 。
- 重大な病気の引き金: 硬くなった血管が破れると「脳出血」、詰まると「心筋梗塞」を引き起こします 。
- 腎臓へのダメージ: 腎臓は血管の塊です。血圧が高いとフィルター機能が壊れ、将来的に透析が必要になるリスクもあります 。

【2025年最新】あなたの目標血圧は?
2025年に「高血圧管理・治療ガイドライン(JSH2025)」が改訂されました 。大きな変更点は、これまで年齢や持病で分かれていた目標値が、原則「130/80mmHg未満」に統一されたことです 。
| 測定場所 | 高血圧の診断基準 | 治療の目標値(JSH2025) |
| 診察室血圧 | 140/90 mmHg以上 | 130/80 mmHg未満 |
| 家庭血圧 | 135/85 mmHg以上 | 125/75 mmHg未満 |
最近のトレンド
「140を超えなければ大丈夫」という認識はもう古くなっています 。120/80mmHgを超えた時点から脳心血管のリスクは高まり始めるため、早めの意識改革が重要です 。
こんな症状・サインはありませんか?(受診チェックリスト)
高血圧は無症状が多いですが、以下のような兆候がある場合は、すでに臓器に負担がかかっているサインかもしれません 。
チェックリスト
- 健診で「血圧高め(130/80以上)」と言われた
- 朝方に頭痛がすることがある
- 夜中に何度もトイレに起きる
- 階段を上るとすぐに息切れがする
- 足が冷えたり、むくんだりしやすい
1つでも当てはまる方は、昭島駅徒歩2分の当院へ一度ご相談ください。
「あきしま駅前泌尿器科内科」での治療の進め方
当院では、単に薬を出すだけでなく、患者様のライフスタイルに寄り添った「オーダーメイド治療」を行います。
STEP1:徹底した「個別診断」
まずは家庭血圧の測定をお願いしています 。リラックスした自宅での数値こそが、真の血管の状態を映し出すからです 。必要に応じて、腎臓の異常やホルモンバランスを調べる血液・尿検査も行います 。
STEP2:生活習慣の修正(お薬なしでの挑戦)
軽症の場合は、まず生活習慣の見直しから始めます 。
- 減塩: 1日6g未満が目標です 。
- 運動: 毎日30分程度のウォーキングを推奨しています 。
- デジタル活用: スマホアプリで血圧を管理しましょう 。
STEP3:お薬による治療(早期介入)
生活習慣の改善だけで目標に達しない場合、早期に薬物治療を開始します 。
- 最新の分類: JSH2025に基づき、合併症や年齢に合わせて最適な薬剤(G1〜G3グループ)を選択します 。
- ステップアップ: 「1ヶ月以内」の再評価を行い、効果が不十分なら迅速に調整します 。
よくあるご質問(Q&A)
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一度薬を飲み始めたら、一生やめられませんか
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いいえ、そんなことはありません 。生活習慣が大きく改善し、血圧が安定すれば、薬を減らしたり中止したりできるケースも20〜30%ほどあります 。ただし、自己判断での中断は非常に危険ですので、必ず医師と相談しましょう 。
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血圧が高いと言われましたが、様子見ではダメですか?
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最新の指針では、「1ヶ月以内の薬物療法開始」が良好なコントロールにつながるとされています 。先延ばしにするほど血管のダメージは蓄積するため、早めの受診をお勧めします 。
昭島駅南口から徒歩2分。お仕事帰りにも。
「あきしま駅前泌尿器科内科」は、
地域の方々が「気軽に」「ついで」に立ち寄れる健康の相談窓口を目指しています。
- アクセス: JR青梅線 昭島駅南口 徒歩2分
- 住所: 東京都昭島市昭和町2丁目1-6 Te昭島ビル 4F
- 予約: 24時間Web予約完備。待ち時間を最小限に抑えます。
- 電話: 042-519-5977
「健診の結果が悪くて不安…」その気持ち、私たちが受け止めます。まずは数値の確認から始めましょう。
参考文献
- 日本高血圧学会:高血圧管理・治療ガイドライン 2025
- 日本高血圧学会:一般向け「高血圧治療ガイドライン2019」解説冊子
- 阿部雅紀:日大医誌 84(6): 257-261 (2025)
この記事を執筆した人

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あきしま駅前泌尿器科内科 院長
日本泌尿器科学会認定・泌尿器科専門医
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